霧中暗中ブログ

夢も希望もない三十代の日記です

コンビニの店員さんに違う銘柄を勧められた

  私はかれこれ6年くらいメビウスのオプションパープルを吸っている。なぜこの銘柄を吸うようになったのか全然覚えていない。吸い口のところにカプセルが入っていて歯でカチッとつぶすとなにかのフレーバーの風味を味わうことができる。おそらくパープルというくらいだから、ブルーベリーのフレーバーなのかもしれない。パープルのほかにレッドやイエローもあるのだがなんとなくパープルが気に入って吸い始めたのだろう。

 今日、仕事帰りに寄るコンビニで煙草を買い求めた。いつものオプションパープル。すると顔見知りの店員さんにこっちの方が安いですよと違う銘柄の煙草を勧められた。それはケントのエスシリーズというやつでメビウスよりも60円安い。最初はいやいやそれはない、と思ったのだが、よくよく考えると60円はでかい。

 煙草は年々値上がりしていて、私は500円を超えたらもう煙草は辞めると、豪語していた。490円まで来たとき、私はまさに崖っぷちに立たされた。でも500円になったら辞める、というより辞めざるを得ないだろう、と考えていた。私は一日一箱吸うのだが、もはや高級品となった煙草は私の家計を圧迫している。なにより、健康に悪い。高い金を払って自分の健康を害する。馬鹿な話だ。

 メビウスが500円を超えた時、実際私は、煙草を買うのを辞めた。しかし吸うのを辞めたわけではなかった。会社の喫煙所に手ぶらで立ち寄っては仲間からもらい煙草した。これはやめるための助走期間だ、自分にそう言い聞かせた。そんなことをしばらく続けていたが、さすがにみんなに悪いなと心苦しくなってきた当たりで心が折れた。ワンコインを超えたろうが何だろうが購入を再開しようと。それで今にいたる。

 結局、店員さんがお勧めしてきたそのケントを買った。「いい機会なんでちょっと試してみますね」「感想聞かせてください」などと言い交わして。煙草の味など大してわからない。要するに慣れだと思う。今まで吸っている煙草の方が安心するからわざわざ銘柄を指定するわけで、新しい方に慣れてしまえばそっちの煙草の方がお気に入りになるのだ。

 今の気持ちで言うと、半々。今まで通りメビウスを吸うか、心機一転、ケントを吸うか。ケントに慣れてしまえば、週420円浮くことになる。でかい気がする。検討する価値はあるように感じる。