俺は足踏み

もう少し頑張りたい三十代の日記です

比べることをやめて自分を見つめる

他人と自分を比べることに、私はどれだけの時間を費やしただろうか。あの人は私より劣っている、優れている。なんでもそうだ。勉強やスポーツもそうだし、容姿だってそうだし、幸せそうか不幸そうか、なんだって比べてきた。

 

それは、ある程度の成功と取り返しのつかない失敗を生んだ。高校までは勉強も部活も頑張る優等生だった。「いい」大学にも進学できた。私の言う成功はそこまでだ。失敗は私の一番やりたいことが人生の大事な時期にできなかったこと。結局、「比べる」という行為が目的、ないしゴールとなって、次がない。勝ったら終わり、勝てなければそれは、劣等感となって人生を苦しめる。

 

他人と比べることで、私は自尊心を失った。どうか誰にも嫌われませんように、どうか誰も私を虐げませんようにと、まるで方向性のない生き方をするしかなかった。安全な生き方をしようとしすぎた余り、社会へ出るきっかけを失った。勉強する目的もなければ、就きたい職業もない。それでも頑張れたのは、学内で上位10%にはいようという熱意があったから。部活を続けたのはやめたら負けだという意地があったから。やりたいことなんてそこにはなかったのに。大学進学後はもうグダグダだった。

 

あの人はどう思っているか、あの人は今、どんな人生か。極端な話をしてしまうと、そんなことはどうでもいい。自分がどうか、自分はどうしたいか、それが一番大事である。自分勝手に生きるべきとか、利己的に生きるべきという話ではない。自分のやりたいことをするのに、周りの目ばかり気にしていたら、何もできやしない。

 

他人と自分を比較する必要はない。私はあの人に比べ能力があるとかないとか。その思考は目的であり、結果でありゴールである。その先は無いように思われる。自分のためにやりたいことをするのに必要な思考ではない。自分の道を切り開くなら、自分を軸にすることだ。「今日、私はこれを頑張った、明日も頑張ろう」「今日はこれができた、とても満足」。他人は関係ないのだ。