俺は足踏み

もう少し頑張りたい三十代の日記です

手に入れたくても手に入らない

私はどうも無謀なことをしているのです。

 

無謀であることが受け入れられないのです。

 

それはまるで、好きな人を諦められないストーカーさながら。

 

そしてそんなことをつぶやく私の脳裏に浮かぶのは、諦めなければ夢は叶う、というどこかのスポーツ選手が言いそうな格言。

 

違うだろ、それはスポーツとかビジネスの話ね。

 

と、私は私に言い聞かせます。

 

そんなことが言いたいのではないのです。

 

私は無謀なことを現実にしようと願い、それでも無謀なことに落胆しているのです。

 

だからなんです。最近、占いとかパワーストーンとかそういうものに心を惹かれるのは。

 

ひょっとしたら。というその何パーセントかわからない可能性、自分ではもう手に届かないような少ない可能性を叶えてくれるのは、目に見えない不思議な力なのです。なのですというか、叶えてくれるのではないかという期待を持っています。

 

お金が欲しい。いい暮らしがしたい。あれが食べたい。これ食べたい。そんな強欲が私を苦しめます。手に入れたいのですが手に入るわけがない。

 

わかっているから、見えないものに思いを馳せるのです。

 

何も変えることができない、自分の力不足を嘆くほかないのです。