俺は足踏み

もう少し頑張りたい三十代の日記です

夜は短い

夜は思ったより短い。

 

夜になったらあれやってこれやってと考えているのに、さあ始めようと思ったときにはもう時間がない。

 

なにせ夜は寝ないことには朝を迎えられないのだから。

 

そうは言いつつ、私は今夜は寝ないと決め込んだ。

 

もうすぐ早出出勤しなくてはいけない。

 

五月に風邪をひいてからは体調がすぐれない。

 

たばこなんぞを限度を知らずに吸っているからだろう。

 

喉の痛み、咳、痰が、治らない。

 

そんなことよりも、私は2年以上の後悔を引きずっている。

 

失敗に失敗を重ね、もう取り返しはつかない。

 

最近身の回りで起こる変なこと、不思議なこと、それの真偽は定かではないけれど、それらを勝手に解釈し、私にとっての吉報と捉える。

 

この世にそういう不思議な現象があるのだとしたら、それは私へのメッセージだろう。まるで映画のインターステラーみたいで素敵じゃないか。

 

最近、家の中に現れる虫を誰かの生まれ変わりなんじゃないかと思い、殺生するのに戸惑うことがある。

 

そういう何かスピリチュアルな考え方が、いよいよ私の生活に入り込んできた。

 

この後悔の私へのダメージが、私をそういうものに惹きつける。

 

居ても立っても居られない、そういう自分を押さえつけるのに必死だ。

 

押さえつけなくてもどうにもならないのだが。

 

などと愚痴をつぶやいている間に、朝になってしまう。