俺は足踏み

もう少し頑張りたい三十代の日記です

UFOキャッチャーは楽しい

最近、ことあるごとUFOキャッチャーでぬいぐるみをゲットしています。直近で3匹のぬいぐるみを捕まえました。

 

一匹目はヤドンのぬいぐるみ。友人の「おしりを掴むイメージで」との助言で200円でゲットしました。思えばそこから熱が入ってしまったのかもしれません。

 

2日後、またしても同じゲームセンターにふらっと立ち寄り、ミッフィーのぬいぐるみに目をつけました。実は友人は私にもう一つ助言を言い残していました。それは「店員さんに上手に声を掛ければ補助してくれるよ」というものでした。

 

ミッフィーは600円で捕まえたのですが、その6回のプレー中に3回店員さんに手直ししてもらいました。その最後の3回目の手直しの時、店員のお姉さんがさり気なく、クッションとして敷いてあるボールの一つをミッフィーの背中にすっと入れてくれたように見えました。その分、背中に隙間ができるのできっと掴みやすくなったのです。一発でゲットすることができました。なるほどこういうことか、と友人の助言を噛み締めました。ミッフィーのぬいぐるみを抱きしめて、さっきの店員さんに「捕れました」と言いに行くと、ニコッと笑ってくれました。

 

3匹目はミッフィーの顔をしたウサギのぬいぐるみでした。1000円を超えたあたりで微動だにしなくなったウサギにたまらず、店員さんにヘルプを要請しました。優しい店員さんが位置を調整してくれアドバイスまでもらいましたが、捕れず。あと少しなんですがもう店員さんに頼るしかなかったです。苦戦しながら1700円目でようやくゲットしました。店員さんもやれやれと言った感じでした。

 

いい意味でも悪い意味でもUFOキャッチャーは射幸心を煽るなあと思いました。ギャンブルと一緒なんだと。豪華な景品が200円で手に入った日には次の獲物を求めてしまうのです。そしてやりだしたら最後1000円2000円と機械の中に消えていくのでしょう。投資した金額が高くなればなるほどやめられなくなってしまいます。

 

店員さんには頭が上がらないです。上げてはいけません。目的はぬいぐるみをいかに低価で手に入れるかなのです。しかし1700円のウサギを手にした私は、その心にブレーキをかけなくてはいけないとも思うのです。私はギャンブルはやらないと決めているのですが、知らず知らずその沼のほとりにつま先を踏み入れてしまったのかもしれません。