今年最後の出勤が終わった。
最終日というよりアニメの最終回みたいだ。
さあセカンドシーズンに続くのかみたいな。
今年一年が成長の年になった。と言ってしまうのは簡単すぎるし、安易だと感じます。
「成長した」と感じさせてくれる、心地よい環境にいられただけです。あまり掘り下げて考えたくはないですが、目を背けなければ何一つ成長などしていないのです。
それはいいことなのでしょうか。まるで成長できたかのように錯覚させてくれる環境へ移ったのは、良いことでしょうか。ちょっとくらいは成長してるかもと思わせられるくらいいい環境なのです。
前の部署で私は奴隷の気持ちで働いていました。そこに成長を見出すことはできませんでした。今の部署では生き生きと働いています。そして成長していると錯覚しています。
こんな優しい環境にあぐらをかいて成長しないのは、私の心がここにないからだと思います。
そうです。何シーズン目かは知りませんが、今日が最終回だったのです。私は祈っているのです。どうか、どうかと。
やりたいことがいっぱいできた年でした。その意味でなんと素晴らしい一年だったか。心ここにあらずで、あれ一年がもう終わってしまうという状態でも、私たちがどんどん歳をとっていくにしても、その事実は間違ってないです。一日一日を噛みしめなくては。