霧中暗中日記

もう少し頑張りたい三十代の日記です

カウンセリングに通っていた話

 今から約6年前、私は公務員の仕事に就いていました。仕事が覚えられない。コミュニケーションが取れない。電話、窓口対応ができない。極度の不安の中での仕事は地獄のようでした。

 

 耐えられなくなりオーバードーズしました。そこで以前から通っていた精神科の先生にカウンセリングを勧められました。病院直属のカウンセリングオフィスということで、安心して受診することが出来ました。

 

 私は「これで助かった、俺は変われるんだ」と安堵しました。1回7000円でした。自分の未来が明るい方向に向かうのであれば、少しも高い金額だとは思いませんでした。わらにもすがる思いでしたので、毎週通いました。

 

 しかし、相変わらず仕事はきついまま。2回目のオーバードーズをしたのは入職して半年が経った頃でした。結局、公務員の仕事は辞めました。しかし人生を諦めたくなかったのでカウンセリングに通いました。結局、全部で41回のカウンセリングを受けました。全部で28万7千円の出費でした。

 

 カウンセリングは何にもなりませんでした。ただただ、最期の最期まで希望を持ち続けて通い、大金を失いました。あのカウンセリングはなんだったのだろうか。カウンセラーに対する不満と、自分に対するやるせなさのみが残りました。

 

 カウンセリングを受け始めた時の期待と中断した時の失望の落差が激しすぎて、未だに後悔の残る、散財でした。当時はカウンセラーの話を理解できなかったと、自分を責めましたが、今になって思えば、彼女は何がしたかったのだろうかと、疑問に思います。

 私は何も変われないと思っていました。そして何も変わらなかったのです。