或る工場労働者の雑記

もう少し頑張りたい三十代の日記です

地獄を見るとか、壁を乗り越えるとか

 私は私が仕事に対して努力が足りないことを知っている。

 

 「一回でも地獄を見た方がいい」「地獄を経験しておいた方がいい」と言うのは職場の同僚だ。彼は40代だが、30代の時に別の会社で部下をまとめる立場を経験した。その時に相当苦労したという話だ。

 

 壁に当たったら乗り越えなければならないのだろうか。私に地獄を見る勇気などない。

 

 私は高校野球をやっていた。三年生の最後の方は気力が持たなくなり、不完全燃焼で終わってしまった。あの時、私の目の前には壁があった。乗り越えることはできなかった。もし、あの時我慢して乗り越えていたなら、今見えている景色が違ったのだろうか。

 

 その同僚が言うには、壁に当たって逃げたとしても、また同じ壁が目の前に立ちはだかるだけだという。壁を乗り越えるって、どういうことなのだろうか。壁を乗り越えることで、人生は開けるのだろうか。

 

 苦しみに耐えて努力する気持ちはない。地獄を見るなんてとんでもない。壁を乗り越えるなんて私にとうていできるものではない。

 

 逃げてばかりいる人生と、能力の足らない自分に、嫌気がさす。最近は問題を解決する鍵は「考えること」だと感じている。必死で考える、わからなくてもとにかく考える。何も考えないでいるよりは自分で考えて答えを見つける癖をつけたい。

 

 

 

 もっと楽に生きたい。自分は自分のままでいいと、思いたい。でも、このままだと成長がない。