霧中暗中ブログ

夢も希望もない三十代の日記です

指示待ち人間が心の中で思っていること

 いつもの事だが、なんとなく今日の仕事はだるかった。今週中に嫌いな業務が二つほど待ち構えているのだ。さっさと終わらせてしまいたいが、忙しくてそれどころではなかった。

 自分に裁量がある仕事は苦手だ。自分で時間割を自由に作れるのはいいと思う。ある程度仕事ができるようになってきたら必要なスキルだと思う。しかし、そうやって自分で考えて自由に動いて、後々なんでこれをやらないのかとか、なぜ今それをやっているのかとか、文句を言われるのは嫌いだ。

 私の場合、自分で考えるのが苦手で、おまけに億劫なので、指示を出された時が何より楽でその時間安心して作業ができる。しかし自分の裁量で動く場合、いつもこれは正解なのかと不安でいつ注意を受けるのか考えてイライラしながら作業することになる。

 言われたことをやる。高校まではそれでよかった。これを勉強しなさい、あれを勉強しなさいと言われ、その通りにやっているだけで成績も上位にいることができた。出された課題を言われた通りにこなす。それが良い生徒だった。そうやって生きてきたものだから、大学に入ってからつまづいた。好きなことを研究しなさい。自由な活動をしなさい。急にレールが外された気がして戸惑った。何をやればいいのか全くわからない。学びたいことも特にない。結局私は大学生活を謳歌することはできなかった。

 社会人になってからも同じだ。私は無能な指示待ち人間の一人だ。自分で考えて動かない。思考が停止している。指示されてようやく歯車の一つになれる。上司も呆れているだろう。私の仕事嫌いの大きな原因は指示をされないと動けない自分自身にある。自由にさせられた途端不安になる。

 自分で考えて動くのは正社員として戦うための必須のスキルだろう。よく上司に言われる。俺に聞かないでくれ、俺が答えるのは簡単だがそれでは身にならないから、と。私はこれが大嫌いで、大人として当然のことを説教されているにもかかわらず、私は内心舌打ちしてしまう。

 正社員とフリーター。この間を私は行ったり来たりしている。職歴が実際そうなのだが、心もその二つの間で揺れ動いている。もう正社員なんて辞めてやる。でもフリーターになるのは不安だ。そんな感じの状態がずっと続いている。今は一応正社員なのだ。自分で考えて動く。この社会人ならごく当たり前のことを私はこれから身に着けられるだろうか。