俺は足踏み

もう少し頑張りたい三十代の日記です

どこにも向かっていない

 私はどこに向かっているでしょうか。

 

 夢がないと、目的地がないと、どちらに向かって走っていけばいいのかわからないですね。

 

 ただやみくもに走っている。それでもいいかもしれないです。でも、目的地があって、そこに向かって一つ一つ道順を辿っていく人と、目的地もなくまるで迷子のように、あるいは、どこを走っているのかさえ無関心に走る人と、その行きつく場所は歴然としているように感じます。

 

 だらだらと続けますと。目的地の決まっている人は同じ道は通らないですよね、何度も通らないですよね。目的地が決まっていない人は同じ道を何度も通るし、同じところをぐるぐる回っていることにすら気づかないと思います。進歩がないというのでしょうか。

 

 成長したいなら夢や目標を持った方がいいかもしれないです。でも夢も目標もない私もわずかながらに成長しているような気もするのです。気のせいかもしれないですが。

 

 高校時代は理想の自分に向かって必死に頑張ったものでした。でも夢破れて目標も見失って、今こうして一日一日が平穏に終わればいいなどと願ってそしてそれに満足しています。

 

 比較しているだけなんです。あの人はこの人はどんどん先に行ってしまう。それがただただ怖いんです。自分も追いつかないといけない気がしてくるんです。そしてそれでも結局、停滞している自分がいる。良いか悪いかではなく、どこにも向かっていない自分がなんとなく不安になってきます。