霧中暗中ブログ

夢も希望もない三十代の日記です

仕事を覚えることにプレッシャーは必要か

 逆効果。という言葉がある。ちゃんと広辞苑にも載っている。解説も難しくない。「思ったのとは反対の効果」という意味らしい。

 私は仕事ができない。理解するのに人より時間がかかる。そのことに私は引け目を強く感じている。そんな私に、プレッシャーをかけたり、あるいは馬鹿にするような態度を取らないでほしい。

 だから私は、まだよくわからない仕事には首を突っ込まないし、新しい仕事を覚えたいと思わない。今日の仕事も難しそうで忙しそうにしている前線には近づかず、後ろの方でひっそり自分でもできると判断した仕事のみをしていた。

 お前が悪いのだ。お前が俺に不必要にプレッシャーをかけるからだ。などと、グレはじめの中学生のような心境に陥っていた。

 それでいて前線で活躍するまだ自分より若い男性社員に憧憬の念を感じる。彼は仕事を広く理解し、頭をフル回転させ、テキパキと動く。あっちへ行ったりこっちへ行ったり、どうしたらそんな風に動けるのだろうか。私はストレスから逃げたのだ。ストレスに負けたのだ。そのくせ、あんな風に動けたらなあ、もっと仕事ができるようになれたらなあ、などと筋違いなことを考えている。

 あのよくわからないプレッシャーさえなければなあ、とは思う。必要だろうか。仕事を覚える作業を一回で、適切に速やかにできれば、それに越したことはない。そのためにプレッシャーをかけながら指導しているのだろうが、私には逆効果のような気がしてならない。度を越していると思う。私はストレスがかからないようにかからないように自分のできる仕事に逃げる。新しくて難しい仕事には手を出さない。

 そういうのを物ともしない人にはいいと思う。さっきの男性社員のように、どんどん仕事を覚えていくだろう。しかし明らかに消極的な私にそれをする意味とは。そこのところはほんとうに疑問なのだ。

 甘いだろうか。仕事をなめているだろうか。やっぱり私には正社員は向いてないのだろうか。そんなことを考え始めると、また、気持ちが辞めたい辞めたいの方向に向かってしまう。ほんとにグレてしまえたらどんなに楽だろうか。