俺は足踏み

もう少し頑張りたい三十代の日記です

日々思うこと

  仕事から帰ってきて、夕飯を食べて、シャワーを浴びて、煙草を吸いながらこの記事を書いている。ブログを始めたこと以外、特に何も変わらない日常だ。

 私は仕事ができない。辞めたい辞めたいと思いながら、今の職に就いて3年半が経つ。自分が我慢できるところまでは頑張ろうと思って続けてきた。3年半よくもったと自分の中では評価している。私は仕事に熱心ではない。情熱をもって何かに取り組むことなどここ十年以上していない。もちろん、それは言い訳で、情熱が無いから仕事ができないのではなく、能力が無いから仕事ができないのだ。

 この職に就いてもう何度目かはわからない。もう辞めよう。今日もそう思いながら仕事した。どうしたらいいのか自分自身よくわからない。今日、給料明細をもらった。そりゃうれしいよ。でも、仕事を続けなきゃとはならない。フリーターに戻るべきか、それともこの正社員の立場を保つべきか。フリーターか正社員かの問題は、私が社会人になってからずっと大きな問題だった。それが正社員になってからというもの、その二択が人生を諦めるか否かのような切迫した問題にすり替わってしまったような錯覚を覚える。

 能力が無い。大抵の仕事はこなせない。今の職が四つ目だ。大した仕事なんてしてこなかったけど、よくわかる。仕事ができない。社会人になってまだ十年経ってないけど、自分の無能っぷりに嫌気がさす。一日一日、なんとか乗り切っている状態。問題にぶち当たった時に、乗り越えようなんて気概は一切ない。甘い人間なのはわかっている。でも甘いなりに弱いなりにもがいている。人生を捨てていないから悩むんだろうなって、私は思っている。今日ブログを始めたのだって、もがきの一つだと思う。何もしないで過ぎてしまう日常を書き留めておきたい。